仏壇を新しく購入する場合

仏壇はご本尊を供養すると共に、ご先祖や亡き人を供養するためのものです。
お仏壇をお求めになるのに、良い時期とか悪い時期とかはありません。
ご不幸があった場合は、四十九日の法要までにお求めになるのがよいでしょう。
それ以外は、お盆、お彼岸、年回忌、家の新築などを機縁としてお求めになることをお薦め致します。
仏壇の形式には、上置型仏壇、地袋付仏間用仏壇、台付型仏壇の3種類があります。
仏壇の種類には、金仏壇、唐木仏壇、モダン仏壇の3種類があります。
仏壇に使われている木材の種類は、黒檀や紫檀、桑、ウォ-ルナットなどの銘木と呼ばれている木材があります。
和室なら台付型唐木仏壇、タンスなどの家具の上なら上置型唐木仏壇、洋間ならモダン仏壇、置く場所のお部屋に合わせて選びましょう。
仏壇にはご本尊と位牌を安置し、仏具によって荘厳して初めて仏壇として機能をはたすことになります。
ご本尊は宗派によってそれぞれ異なりますので、菩提寺の宗派に合わせて選びます。
ご本尊の形式には、お姿のある仏像と、絵像の掛軸があり、寸法は、お仏壇内部の大きさに合わせて選びます。
また仏壇には、仏具(花立、香炉、ローソク立、線香立、仏器、茶湯器、高月一対、リン棒、リン、ふとん、リン台、香炉灰、マッチ消、過去帳、過去帳台)も必要です。
仏壇を置く向きは、方角に吉凶はありませんが、一般的には真北を向く北向きは避けて置き、直射日光の当たる場所や湿気の多いところは避け、毎日のお参りがし易い場所に安置するのがよいでしょう。
新しく仏壇を購入したら、菩提寺のご住職に来ていただき魂入れ(開眼供養・入仏式)の読経をお願いするのが習わしで、これによって単なる物に過ぎなかった仏像や掛軸や位牌が尊い仏様になるわけです。
ご住職に来ていただくのが困難な場合は、新しいご本尊や位牌を菩提寺に持参して魂入れをしていただき、持ち帰ってお仏壇に安置します。

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